低下していく体内グルコサミン
最近注目されている糖鎖の一種(アミノ酸)、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の主な成分です。
動物の皮膚、間接軟骨、甲骨などを構成する成分で非常に柔軟で弾力があります。
もともと体内で軟骨を生成するためにアミノ酸から作り出されますが、年齢とともにその生成量が低下していきます。
一般的にはエビやエビなどの甲羅類外側のキチン質に存在するので、食事などでは摂ることはできません。
原料から抽出する際には塩酸塩(HCLと輸入サプリメントには表記してある場合があります)か硫酸塩を使用して加水分解して採り出します。(日本では塩酸塩は非医薬品成分、硫酸塩は医薬品成分です)
また血液の抗凝固薬を飲んでいる人は注意が必要です。
国立健康、栄養研究所
硫酸グルコサミンは経口摂取で変形性関節症や顎関節炎に有効性が…との記述があります。
ちなみに海外では硫酸グルコサミンが多く使われています。
その他にも日本でのグルコサミン単独あるいはコンドロイチンとの併用の臨床結果も多く、痛み止めなどで売られている一般的な非ステロイド系抗炎症剤以上とも言われています。
現在、骨関節炎に対する有効性(痛みの軽減、軟骨間接の保護)が指摘されています。